総合通販と単品通販
通信販売を業態別に見てみると、専業通販と兼業通販に分かれることに気が付きます。専業通販とは、通信販売や通信教育のみを取り扱う会社のことであり、実店舗を全く持たずに運営している方法です。反対に兼業通販とはまず実店舗として百貨店や小売店での営業があり、その商品を別途発注によって販売していくという方法です。現在のところ日本通信販売協会(JADMA)の調査によると、専業通販と兼業通販の割合はほぼ半々となっており、わずかに専業通販の方が増加する傾向にあるといいます。
最近よく見かけられるのが、兼業通販の中でも小売店業務をメインにしている会社によるものではなく、テレビやラジオあるいはコンビニチャンネルを運営している会社が通販業務に乗り出すというメディア一体型の通信販売形式です。この場合先に商品ありきでの商品戦略ではなく、販売や宣伝を行うメディアを先に用意しておき、そこでの販売商品を集めるという点がそれまでの兼業通販と発想を異にします。
専業通販、兼業通販という分類の他に「総合通販」という名称が使われることもあります。総合通販の場合反対語にあたるのは単品通販です。
総合通販とはアパレル、家電、リビング用品、食品など非常に雑多なジャンルの商品を取り扱う通信販売のことです。主に総合カタログの配布によって通販業務が行われます。反対に単品通販とは、特定の商品やジャンルのみを通信販売として取り扱いをするという形式のことをいいます。